8月２４日　盛夏のなか、愛光苑地域交流センターに場所を移してから３回目の開催となりました。

今回は初参加の方もいらして、リビングウィルから地域包括ケアシステムについて、短い間でしたが、皆さんの活発なご意見を聴かせていただきました。
地域で独居老人や病気の方を見守り、生活状況や健康をどうやって維持していけるのか、毎日対応して下さっているケアマネージャーさんだからこその意見や希望など具体的な出来事をもとに、高齢者と子供たちの関わり合いなど、聴いていると心が温かくなるお話もありました。
人の生き死には様々です。それをどうにか寄せてまとめたいこともあります。でも最後はそのご本人の意思を尊重することしか、方針が出ないのかも知れません。そうしているうちに時間があれよあれよと過ぎてしまい、患者さん本人が上手く伝えられればいいけれど、意見が言えない状況もある。いままでこんなことやあんなことを言っていた。と振り返って、それを本人の意思に希望になって、家族の思いに寄り添うことになるのでしょうか。
親子参観で、両親の人生の樹を作ろうということになったそうです。もちろん子供たちの生まれる前の話もあって、家族の歴史を語る時間ができたり、振り返ったり。自分で考えることができると自分で決められる気がしました。
いつ考えるか、時間はあるようでないです。担当者会議や病院のカンファレンスなど多くの経験者が情報を持ち寄って、目の前の人のこれからを考えてほしいと思います。

次回　令和5年9月22日(金)13：30から